仕事ができる人、秘密は声に!

こんにちは、岩渕です。

 

先日、教室に「看板業者」の営業の方がいらっしゃって、新しい電子看板についての説明をしてくれたんです。電子看板とは看板自体がテレビモニターみたいになってて、色々な映像を写して伝える事が出来る看板です。

 

電子看板の事を説明したいんじゃなくて、それを説明してくれた営業の方のトークがまあ上手で!看板の良さやがビシビシ伝わってきて見事だったんです。

 

見た目は40歳くらいの普通のサラリーマンって感じ。これといった特徴は無いのですが、その人の営業トークはテンポが絶妙で、面白みもあり、じわじわと看板の良さを感じさせ、しまいに使ってみる価値があるんじゃないか?って思えてきたんです。そんなに興味無かったのに(笑)

 

以前、別の業者の方に似たような商品の営業を受けたけど、その時は全く興味が湧きませんでした。今回はその方の「トーク」が僕の胸に響いたんです。

 

声の抑揚が相手の脳を刺激する

 

人間の耳はとても優秀で「違和感」を聞き逃さないんです。

 

例えば楽しい時に暗い声を出す人、変です。悲しい時に明るい声の人、本当に悲しんでるのか信用が出来ません。困ってる人に乱暴な声をかける人、もっと困ります。話す内容に寄り添った声じゃないと、嘘っぽくて気持ち悪いですよね。

 

人間の「耳」は脳に正しい判断をさせる為、声の細かいニュアンスを聞き逃さないんです。声からの情報の「違和感センサー」的役割をしているんです。

 

例えば営業トークで考えた時は、まずは挨拶です。挨拶は決して急がずとにかく丁寧な口調で挨拶する。次に商品のヘッドラインを伝える時は、明るくイキイキと話す。続く商品説明は、落ち着いた声で、なおかつテンポ良く、重要ポイントは意図的にゆっくりと話す。最後のクロージングでは相手のコンシェルジュになったように優しく包み込むように話す。

 

こんな感じで声に抑揚をつければ、聞く人の耳の違和感センサーをすんなりとクリアして、脳に送られていきます。どんなにキレイな声で滑舌よく話しても、一本調子で抑揚が無いトークは、耳の違和感センサーが反応して「これはそんなに必要では無い」情報として脳に送られてしまうんです。そんなとき人は、残念ながら眠くなります。

 

そういえば昨日レッスンにいらしたお客様が「シンゴジラ」を見たらしいんです。それがめっちゃ面白かったらしく、絶対みた方がいいよっ!!!ってオススメしてくれたんだけど、その時の声が凄い楽しそうで、ほんとに面白かったんだなって素直に伝わってきました。僕も見たいと思っちゃいましたね。

 

自分が思っているより少し大げさに

 

当教室では話し方レッスンもやっていて、その中で「自分のトークをレコーディングして客観的に聞く」という時間を作ります。練習用の文章を使って、抑揚をつける練習もするのですが、ほとんどの方が最初は上手く出来ないんです。「ここはに大きい抑揚をつけましょうね!」と作戦をたてて望んでも、なかなか上手くいかない、、自分ではやったつもりでも客観的に聞いてみると一本調子、、なんてことが多いんです。日常生活の中でも、自分では重要に伝えたつもりなのに、相手には軽い感じで伝わってたなんてことありますよね。少し大げさに表現するくらいで相手には丁度いいバランスで伝わっていきます。

 

つつましやかな私達日本人の苦手な所ではありますが、ぜひ少し大げさに抑揚をつけて話してみてください。聞く人の興味をより深く出来ますよ。