私はレッスンで、よく裏声の練習をします。
最初から出来る方もいますが、出し方がよくわからないし、そもそも裏声ってなんですか?
という方もいらっしゃいます。
今日はそんな「裏声」についてのお話です。
裏声とは
•ジェットコースターに乗ったときに『キャー!!』と悲鳴をあげた声
•米良美一さん「もののけ姫」で使っている声
•合唱でソプラノパートの方が使う高い声
•声がひっくり返った時の、声
などが例に挙げられます。どれも普段、あまり使わない声の出し方ですね。
裏声を出しているという実感が無い方もいらっしゃいますので、定義付けるのは難しいのですが
「声帯の表面だけを振動させて声を出している時」が裏声になります。
では裏声の練習が、どんな事に役立つのか?というと
• 歌のテクニックが増える
• 表現の幅が広がる
歌の中でいきなり高音になる部分をスッと裏声にかえて出したり
音域の広い曲を、地声と裏声を使い分けながら歌う事が出来たり
かっこいいテクニックに繋がります♪
さらに裏声を出している時は、いい声を出す為にとても大切な「輪状甲状筋」が鍛えられるという付加価値もあります!
◇ 裏声の練習にオススメの曲はこちら
・キテレツ大百科のテーマソングの「はじめてのチュウ」
・米良美一さんの「もののけ姫」
・千と千尋の神隠しの「いつも何度でも」
・手島葵さんの「テルーの唄」
まずは裏声に慣れることが肝心なので、沢山出す所から始めましょう。
慣れてくるとコントロールしやすくなってきます、でぜひお試しあれ!!