こんにちは
☆なおみです☆
私は歌のほかにずっと、言葉を使う仕事をしてきました。
その為、言葉について考える局面が多くありました。
今回は「言葉の持つ、イメージ」についてお話しします。
日常生活において、自分の発する言葉全てを意識している人はまずいないでしょう。
常に意識しているというのは難しいことですし、不可能と言っても過言ではないと思います。
しかし言葉というものはひとつひとつにしっかりと「力」があります。
極端な話、多くの言葉は陰か陽で区分できると思うのです。暗い言葉、明るい言葉があるとも言えます。
例えば[あたたかい]という言葉。
[あたたかい]だけの言葉が持つイメージを浮かべてみると、陽(あかるい)の感情をみなさん抱くのではないでしょうか。
何も考えず[あたたかい]と発する言葉の印象と、陽のイメージ…陽だまりや、ストーブの前
手のひらの中のホットコーヒーなどをイメージした時に出る[あたたかい]では
表現は全く変わってくることでしょう。
物理的なイメージだけでなく、人に優しくされて心がほっこりしたことや、家族との団欒の思い出など、
追憶にふけりながら発すると、また違った[あたたかい]という表現になってきますね。
別に冷たい言葉だから言い放つようにとか、陽の感じだから弾けるようにとか、そこまで大げさにやる必要はありません。
ただ、どういうイメージかなと心に持つだけで表現は随分と変わってくるものです。
陰陽のイメージを持つ。
ひとつひとつの言葉を意識するだけで、言葉は言葉を超えて、相手へ心の温度も伝えられると私は信じています。
では、今回はこのへんで(╹◡╹)
次回予告!
言葉の意味…乞うご期待⁉︎