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巣鴨校の結美子です。

 

少しずつ肌寒くなり、ようやく秋らしくなってきましたね。

 

みなさんはどんな秋をお過ごしでしょうか?

 

わたしはもっぱら、読書の秋を満喫しております♪

 

今日は最近読んだ、印象深い本をご紹介させて頂きます。

 

 

 

藪の中 芥川龍之介

 

 

真相は藪の中なんて言ったりしますが

 

これはこの「藪の中」から生まれた言葉だそうです。

 

ある藪の中で起こった事件について

 

複数の人が証言しているというお話です。

 

その証言がそれぞれ異なり、真相をわかりにくくさせている。

 

転じて藪の中という言葉の意味は

 

真相はだれにもわからないことをいうようになったようです。

 

 

読んだ感想は

 

 

犯人は誰なんだ?!

 

 

そのまんまですね(笑)

 

何回も読むとどんどん面白くなっていくそうなので

 

何度か読んでみようと思います♪

 

 

 

 

劇場  又吉直樹

 

 

又吉さんの2作品目の小説「劇場」です。

 

「火花」は芸人さんが主人公のお話しでしたが

 

今回は劇作家さんのお話しです。

 

読み進めると、さすが芸人さんだなと感じる笑いが

 

所々にぶち込まれています。

 

そして、表現者と表現者を取り巻く

 

まわりの人間模様や葛藤がとてもとても

 

リアルに描かれています。

 

とあるシーンで私は大爆笑したのですが

 

ネタバレにならない程度にお伝えすると

 

人の心に隠し持っているエゴのぶつかり合いに少しすっきりもしました。(笑)

 

そしてとっても感動作でもあると私は思っています。

 

「劇場」は、なおみ先生とも共感できる部分があると盛り上がりました!

 

表現者はどこへ向かっていくのか、いつの時代も解けないテーマでしょうか?

 

わからないうちは、藪の中へ!

 

真意はすべて藪の中へ!

 

最後は無理やり結び付けた感がありますが、お許しください(笑)

 

 

ご興味がありましたらぜひ!

 

おすすめです♪