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こんにちは、岩渕です。

 

今日は

 

「音痴の秘密」お伝えします。

 

 

ボイストレーナーをやっていると

 

「私は生まれつき音痴なんです...」

 

とおっしゃる方々が結構いらっしゃるんです。

 

 

結論からお伝えすると

 

先天的に音痴の方は、耳の疾患をお持ちの方で

 

それ以外は、ほとんどが「自己都合」の音痴です。

 

 

音痴は、歌った時に音程が大きくズレる事を言いますが

 

ほとんどの場合は2つの原因から起こります。

 

 

 

そもそもメロディを間違って覚えてる

 

 

 

人間の脳は「最初にインプットした情報」に

 

引きずられる事が多いんです。

 

なので、曲を覚えて最初に口ずさんだメロディが

 

間違っていたらそれが優先して声に出てきます。

 

修正しようと思っても、脳の性質上

 

上書きが難しいんです。

 

なので、まずは歌う前に丁寧にメロディをインプットするのが、上手く歌うコツとも言えます。

 

 

 

喉の筋肉が出したい音についていけない

 

 

例えばメロディを正確にインプットしたとして

 

その音を歌声に再現するためには

 

「声を出すための筋肉」が必要です。

 

丁寧に言うと、声帯の周りにある音程を操作する筋肉です。

 

ここが発達していないと、頭では音を分かっていても

 

声にした時に、その通りに出てきてはくれないんです。

 

特に、メロディに高低差のある曲なんかは

 

喉の運動神経が発達していないと

 

再現するのが難しいんです。

 

 

 

練習次第で誰でも上手くなれる

 

 

音痴の原因は

 

・そもそもメロディを間違って覚えてる

 

・喉の筋肉が出したい音についていけない

 

主にこの2つでした。

 

言い換えれば

 

この2つを改善すれば、誰にでも

 

そこそこ上手く歌えると言う事です。

 

さらに、音楽と触れ合う時間が多ければ多いほど

 

脳の中の「音感」が発達するので

 

上手くなりたい方は

 

「聞く時間」と「歌う時間」を増やして下さいね!

 

 

音痴な方は、決してセンスが無いからじゃなくて

 

そこに時間を使っていないだけなんです。

 

もし少しでも上手く歌いたい想いがあれば

 

今からでも遅く無いので、ぜひボイストトレーニングを試してみてください!