校長岩渕の「歌声コラム」です。
先日のレッスンで
〝 聞く人の心に届く歌を歌うには
どうしたらいいの? 〟
と聞かれました。
聞く相手に、感情が伝わるようにする為には
色々な方法がありますが
今回はとても大切な事をお伝えします。
本日の回答
歌は「プレゼント」と同じです。
相手を喜ばせたり楽しませたり
心を豊かにしてあげる効果を秘めています!
ただ、歌がプレゼントになる為には聞く人に
「喜んでもらいたい」
「元気になってもらいたい」
「切なさを感じてもらいたい」
というような
発信する側の気持ちが
伴っていなければいけません。
なのでまずは歌う人が
相手にどんな気持ちになってもらいたいか
決めてから、歌う必要があります!
そうすると、不思議に聞く人の心に届くんです。
それが多少下手な歌だったとしても
心に描く想いは、少なからず
相手に伝わるものです。
邪念を抱くと失敗する
仮に
下手だと思われたくない…
とか
上手く見せよう…
そんな気持ちで歌った場合
相手には何が伝わるのでしょう?
おそらく
心地の良い感情が相手に届くことはないはずです。
自分だって、そんな歌は聞きたくないですよね。
なので、人前で歌う時は
この歌で「相手にどんな気持ちをプレゼントするか?」
決めてから、歌ってみて下さいね!