校長岩渕の「歌声コラム」です。
先日レッスンで
地声と裏声の切り替えが上手くできない...
と、ご相談頂きました。
地声と裏声がスムーズに切り替えられたら
音域の広い曲も歌えるようになるし
表現の幅も広がるので、ぜひ身に付けて
おきましょうね!
地声と裏声の切り替えのコツ
地声と裏声の切り替えをスムーズするには
両方を「同じ形にして切り替える」
これがポイントです!
地声を出してる時の口や喉の形を
なるべくキープしたまま裏声に変えると
スムーズに切り替わってくれます。
例えば、地声の時に口を大きく開けて
喉も開いた形で声を出していたのであれば
そのフォームを維持したまま裏声に切り替えます。
口を狭く、喉も細く声を出していたのであれば
そのフォームを維持したまま裏声に切り替えます。
いわゆる、発声の仕方が大きく変化しない方が
スムーズに切り替わるという事です。
簡単に上達できる練習
まずは「あ」の母音で練習しましょう。
「あ」を地声で発声して
その時の口と喉の形をキープしたまま
「高い音域の裏声」に切り替えてみてください。
それを、地声、裏声、地声、裏声
このように、連続で切り替えてみましょう。
これでスムーズに切り替わる感覚を
体に馴染ませていけばOKです!
ぜひやってみてくださいね。