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岩渕先生の「歌声コラム」です。

 

 

お客様から

 

「私、声がすぐ枯れちゃうの、、」

 

と言うお悩みを聞きました。

 

3曲ほど歌うと、声が枯れてくるそうなんです。

 

 

声は1番のコミュニケーションツールなので

 

枯れてしまうとすごくストレス、、

 

治るまでにも時間がかかります。

 

 

なので、自分で声枯れを予防できるように

 

「声枯れの根本原因」

 

覚えておきましょう。

 

 

 

声枯れの「二代原因」

 

 

1、息の出し過ぎ

 

 

声帯は「とっても薄い粘膜のヒダ」で出来ています。

 

なので、ほんの少しの息で振動します。

 

 

逆に

 

以上の息が送られてくると声帯はもう大暴れ!!

 

台風で旗がバタバタ暴れてるような感じで

 

制御不能になります。。

 

 

そんな無理な振動をさせてしまうと

 

薄い声帯は、すぐに傷んでしまいます。

 

 

 

2、力み過ぎ

 

 

声帯は、出したい音程に合わせて

 

伸びたり縮んだりしています。

 

声帯の周りの筋肉たちが

 

その役目を担っているのですが

 

力めば力むほど、動きがロックされます。

 

 

でも

 

筋肉は常に動こうとするので

 

とっても「バランスの悪い状態」になるんです!

 

その状態が続けば

 

筋肉がどんどん消耗してしまい

 

正常に動かなくなってしまいます。。

 

 

声帯を伸縮させる筋肉が、正常に動かなければ

 

声をスムーズに作ることが出来なくなり

 

結果的に、声枯れとなります。

 

 

 

声枯れしないためには?

 

 

声を強く出そうとして

 

枯らしちゃう事が1番多いと思いますが

 

 

声は強く出すのではなくて

 

「響かせて強くする」がベストです!

 

 

胸や、口腔、鼻腔にバラン良く共鳴させて

 

しっかりした声を作りましょう。

 

歌っていると、ついつい

 

声を響かせることを忘てしまう事もありますが

 

ちょっとでも力んでいると感じたら要注意!

 

 

その時は、歌を休憩してリラックス。

 

喉開けやハミングで、響を思い出して

 

歌を再開しましょう。