岩渕先生「歌声コラム」です。
歌の上手さって、
生まれつきの才能で決まるんですか?
そんな、質問頂きました。
あなたはどう思いますか?
音楽講師の僕の答えは
NOです。
ではなんで才能で決まらないのかを
お伝えさせて頂きますね。
実験で判明した事実
一流に関する研究者で心理学者
「アンダース・エリクソン氏」の実験で
音楽大学のバイオリニストを集めて
大規模な調査をしました。
その結果はとても興味深いものでした。
「優秀なバイオリニスト」のグループは
そうでないグループより
練習時間が「5,000時間以上」長かったそうです。
そしてこれは
ピアニストで調査しても
似たよな結果だったそうです。
技能のレベルは
「練習時間」との関わりが強かったようです。
練習次第で、誰でも上手くなれる
と言う事は、言い換えれば
練習次第で
誰でも上手くなれると言う事です。
練習しても上達しない、、
と感じたなら
単純に練習時間を増やしてみましょう。
それでもまだ、上達できない時は
練習の方法を変えてみましょう。
YouTubeを開けば
数え切れないほどの練習方法が出てくるので
自分に合いそうな方法を
色々試してみてください。
1番大切なことは
「自分には才能がない」なんて
決して思わない事です。
そんなふうに思ってもいい事がありません。
人間の脳が技能を記憶するためには
それなりの時間が必要です。
それに加えて
身体機能が、自分のやりたい事に追いつくまで
それなりの時間が必要です。
根気強く練習を続けた先に
アップデートした自分がいます。
情熱を注いだ分だけ
必ず成果が付いてきます。
満足いく成果が付いてくるまで
楽しみながら続けましょうね。